足立さんの家
house for adachi
道路よりも高台にあるこの敷地には、もともと古い平屋の家が建っていました。
その平屋には足立さんご家族と3匹の猫と犬が暮らしていて、野良猫も遊びに来ていたそうです。
建て替えるにあたって、いろんなご要望がありましたが、何よりも、
『野良猫たちがまた、遊びに来てくれる様な家にしたい!!!』
というのが一番のご希望でした。
そして土の地面のたくさん残る植物あふれる場所にしたいとの事でした。
とはいえ設計を進めると、どうしても家が敷地を覆ってしまいます。
そこで地面と接する家の基礎の設計を工夫し、部屋を1mくらい浮かせたり、地続きの縁の下を作ったりという工夫をする事にしました。
地面を残すために浮かせた小屋の下は、動物たちのピロティーのような場所になり、地続き感と共に動物たちの居場所にちょうどいい雨宿りのスペースとなりました。
そんな具合に人間の要望よりも、共に暮らす生き物たちの環境を考えながら工夫して設計させて頂いた足立さんの家ですが、完成した家にいるととても居心地良くてビックリします。
もしここで飲み会でも始まったら、帰るのを忘れちゃうんじゃないかなぁ(笑)。
そんな風に人も野良猫たちもつい居ついちゃうような場所になりました。
























将来、街とつながった活動に使われる予定>




敷地面積:183㎡ 建築面積:76㎡ 延べ床面積:84㎡
構造:円酒構造設計 施工:石和建設 / 協力:平鍛冶 小原歩(特注スチールワーク)、ハタノワタル(和紙製作)、
勝又木材(特殊木材手加工)
photo:傍島利浩(スナップ:西久保毅人)