敷地の大きさは33㎡(10坪)で、小さなお店と住宅の入り混じる、とてものんびりとした街の路地沿いにあります。

裏側が児童公園に面しています。

『大きな住宅よりちいさな住宅の方がファンタジーがありますよね!!』

これは設計途中に建主さんがおっしゃった言葉です。

例えば公園の小さな東屋にいると、東屋にいるというよりも『公園そのものにいる』という気持ちになります。

この住宅もプライバシーは守りながらも、敷地があまりにも小さい事で、大きな公園や街の存在が「住宅である事」を飲み込んでいくように考えました。

まるで公園に住んでいるかのような、街そのものが敷地であるかのような、そんな体感を獲得できるような住まいを目指しました。