いろんな敷地がある中でも、角地は半分は街のものだと考えています。

だから立ち現れる建築もそのような存在でありたい。

このような考え方は限られた敷地に建てるご家族としては、一見損するような気がしませんか?

でも実は完成すると、まるで街を手に入れたような気分を味わえる無限の広がりを獲得できるから不思議です。

1階は街の見通しを考えできるだけコンパクトに。2階をできる限り張り出して、雨宿りのできるような存在を目指しました。

そして住宅への出入り口は道路と物理的な距離感を取るように2階とし、街と生活者の接点をぼやかすように屋根と窓のない穴を持つ壁を設けています。

内部階段は1階から屋上までをつないでいて、1階のオフィスは直接外部から出入りが可能です。

小さいながらも立体的な回遊動線を持たせることで、街と一定の距離感を持ちつつも、街と連続しているような生活体験を作ろうと考えました。

都市の中で、ツリーハウスに住んでいるような気分です!